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機能と形の一体を追求する住まいづくり



ファブリック

カーテン、敷物については、家の調和において良くなることが絶対条件であることは当然である。家のデザイン、調和において布地の材質とデザイン、色が家と調和するものでなければならない。
椅子、机についても同様であるが椅子、机については動かすもの、動かさないものがあるので家の設計時に慎重におこなう部分である。

もし、椅子、机が完全に家と調和すれば住まう人の文化を確立できたといっても過言ではない。造り付けの家具、棚に至っては家の内部すべての水平デザインに影響してくるので、これは自ずとそれらの居場所は決まってくる。

小壁の排除によって広げられた天井は小さな部屋にもゆったりした広さを頭上に感じさせる。また外部の窓も同様に内と外に連続し解放される感覚をつくりだす。
その外開きのドア、窓は外部への自由な開放を得るためのものであり単純であるばかりでなく、その使用と効果においてより人間的であり、且つ自然である。



照明

照明は自然の照明が一番すぐれている。すなわち太陽光である。そして太陽光を招き入れるには家が正しい方向に配置されていることが条件である。 太陽は自然の営みの根源であり生命体の絶対要素であるからこの自然光をできるだけ上手く取り入れることが大切である。
反面、太陽光を取り入れすぎて遮断しなければならなくなることがあるから気をつけなければならない。

人工照明については家と一体にすることが重要であり自然光にできるだけ近い照明器具を選ばなければならない。それも直接照明を避けて人に安らぎと落ち着きを与える間接照明を用いて自然光に近づける。

又、それにまつわる配線、配管などはデザイン上、必要とされない限り露出すべきではない。
露出させることは人間に例えれば肌の上に血管がでているのと同じことである。

空調

冷暖房機器については電気式のエアコンディショナーが一般的になっているが、環境、CO2問題、温暖化問題、人への負荷などの観点から、あまり勧めることができない。

やむを得ず設置する場合でも無骨な本体、配管などは絶対に露出すべきではない。 暖房は床暖房のような間接的なシステムを採用すべきである。
冷房は冷水の循環式を利用したり、外部に水源を設置したりして人の身体の適応性を害するような天候を人工的につくりだし、人の身体に直接吹き付けるようなシステムは避けるようにしたい。

収納

収納の考え方は物入れ、押し入れなどの「隠す収納」と日常的に使うオープンクローゼット、ウォークスルークローゼットなどの「使う収納」、キッチンパントリー、リネン、趣味の道具入れ、季節アイテム収納、ロフトや床下のボーナススペース、物置、洗い場、ゴミ置き場としての外部サービスヤード、などの「目的別収納」として収納の機能、形をよく考える。

ギャラリー、ニッチ、ブックシェルフなども単純に考えるのではなく、例えば子供がいつも通る通路、壁面などに扉のないブックシェルフを設けて子供が無意識に親の愛読書、所蔵本などを目にすることができるなどの工夫をすれば、子供は自分の両親がどのような本を読んでいたかを自然に理解し、尊敬するようになる。

くつろぎ

人がくつろぐ場所のプロポーションは、人のプロポーションから決められるのが自然である。
故に住まいの中のすべてのものは人のプロポーションから決められなくてはならない。
例えばライトデッキですが天井を抑えれば人にとって安らぎを得ることができますが、すべての天井を抑えると今度は圧迫感を感じます。それをコントロールするのがライトデッキなのです。

安らぎが必要なスペースには安らぎのプロポーションを・・・。
解放を求められるスペースには解放のプロポーションを・・・。
というようにライトデッキは、それぞれの目的にあったプロポーションを決めることができます。

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